ギフテッド長女のオリジナルな幼少期

子育て

私は小学校2年生(通称めけ)と3歳の女の子(通称ぴー)を育てています。

長女めけはこの秋、諸々な経緯を経て、WISC-Ⅴ検査(いわゆる発達検査)を受けて、全検査IQで知的ギフテッドという事がわかりました。
全検査IQで上位1%くらい、一番高い項目で0.4%くらい、とい検査結果でした。

検査結果を見て抱いたのは「そうか」という腑に落ちた感でした。

そんな彼女のオリジナリティあふれる幼少期についてお話します。

この子はもう魂が入っとるばい

「こん子はもう魂の入っとるばい」

生後2週間の頃、早々に人見知りが始まった長女。
私以外だと人見知りを発動して大人しく抱かれてくれない長女に、驚きながらも嬉しそうに私の祖母が言った言葉です。

当時は初めての出産という事もあり、人見知りがいつから始まるのかなどあまり考えたことがありませんでした。
寝ても覚めても、私が抱っこをしていていないと泣く娘。
20代後半で体力もあったため、「育児は体力勝負!」と要望に応えてずっと抱っこしていました。

後から調べたところ、人見知りは一般的には早い子で生後六か月頃、多くは八か月頃から始まるとの事でした。

早々に「魂が入った」長女。

すくすく元気に育ちつつも、所々で「むむ?」と思う事はありました。

言葉を覚えるのが早かった

まずは言葉。これはとてもはやかったですね。

1歳ちょっとの頃、自分の名前を読めるようになりました。
いつも書いてある場所にある文字だから、読めているように見えているだけかと思っていましたが、お店の売り場にあるプライスカードの中に、自分の名前のひらがなを見つけて嬉しそうに教えてくれました。

言葉を話し始めたのも早い方でしたが、そこから流暢になるまでが早かったです。
二語文、三語文、そこから「助詞」を使った表現に至るのも早かったです。

0歳クラスで「おやま座り」

保育園に入園して数か月のころ、担任の先生に
「おやま座りをとっても上手にするんです。0歳クラスでやる子、私はじめて見ました」と。
1歳になったばかりの頃だったと思います。
お兄さん、お姉さんクラスの子供たちがやっているのを見て習得したようです。

赤ちゃん用のスモック姿でちょこん、おやま座り(体育座り)をして絵本を聞いている姿はかわいらしかったです。
当時は「器用だね、かわいいー」くらいの感想しか抱きませんでした。

後々調べてみると、通常は指示が通りやすくなる2歳児クラスくらいから保育に取り入れることが多いそうです。

2歳5か月です、と自己紹介

教えるといろいと吸収してくれるので、知育も楽しかったです。

数字の感覚もよかったので、年齢を教える時に「〇歳〇か月」まで教えてあげていました。
教えていたというより、0歳の時に毎月月齢ごとに写真を撮っていたので、その流れで1歳の時もカウントしており、それをいつの間にか理解し始めたという感じです。

よく覚えているのは、近所の方に「いくつになったの?」と聞かれたとき。
自分のフルネームとセットで「2歳5か月です」と答えていました。

これにはご近所さんが度肝を抜かれていましたね。

その後も小学生になるまでは毎月「今日は誕生記念日」と言ってお菓子を買わされていました。

めけちゃんはマイワールド持っとるもんね

そんな感じで、早熟さを感じることが所々あり、なんだか「賢い」という言葉ではしっくりこないほどに、賢さを感じる乳児期~幼少期を過ごしていました。

物心がつく頃には、保育園の先生方から「めけちゃんはマイワールドを持ってる」と言われていました。

保育園の環境はとても娘にあっていたようで、彼女の個性とワールドを丸ごと受け入れ、のびのび育ててくれました。
言葉の教育や、リズム活動を積極的に取り入れて保育を行っていた園でしたが、それもとても良かったようです。

あまり大きい規模ではない園という事もあり、担任の先生以外もすべての先生方が関わってくれていてお迎えの時の「今日のおもしろ話」を聞くことがとても楽しみになっていました。

「おばあちゃん」を求めて通ったベビー公文

夫婦ともに地元から遠く離れた場所で生活していたため、長女には私たち夫婦と保育園以外に「信頼できる大人」がいない状況でした。

感覚的にもう一つ「おばあちゃん的存在」がいてほしいな、と思っていました。
そんな折、近所の公文教室が「ベビーくもん」もやっているという事を聞きつけ、体験に行きました。

先生は私が求めていた「おばあちゃん的存在」にぴったり。(先生、失礼でしたらごめんなさい)
幼児教育目的というよりも、心の拠り所となる「育児相談の場」のような感覚で、ベビーくもんに入会したのです。

「やっててよかった公文式」

これは現在、私が強く強く感じていることです。
何を以てそう感じたのか、これはまた別記事で書いていきたいと思います。

基本は「観察」よく見ることからスタートした育児

長女の幼少期に意識してやっていたのは「観察をすること」です。

生まれて早々、育児書に書いてあるよりも遥かに早く人見知りを発動し、「標準的な発育」の枠に入らなかった長女。
リアルツーオペ育児であり、気軽に相談できる育児の先輩が身近にいなかったという状況。

そのため、私はとにかく長女を観察して、「長女のいま」に合わせた育て方をしようと意識していました。
「いま」興味があるものに触れされて、広げたり、深めたり。

そのためのツールとして、絵本、音楽、動植物、が常に手の届く所にある環境にしていました。

私自身、生き物の観察が好きだったんです。
大学の農学部時代、学科の課題で「放牧牛を24時間観察する」というのもやっていました。満天の星空の下で牛を眺めていたあの時間は思い出深いです。

それはさておき。
成長のと興味のタイミングで彼女のいまに合わせて様々な知育や体験をしてきた日々については、別記事でご紹介したいと思います。

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