ようやく子供たちの冬の長期休暇、冬休みが終了しました。
今年の冬休みはその曜日周りの良さから「奇跡の九連休」と呼ばれていたようですね。
我が家では下の娘がクリスマス前に鎖骨を骨折した事に加え、保育園でインフルエンザが大流行。
自宅安静&家庭保育の協力要請により、クリスマス前から長期休暇に突入したので奇跡の18連休となっていました。
さらに成人の日の祝日に伴うオマケの三連休。
ようやく本日、25日ぶりに訪れた平常運転です。
長かった…本当に長かった…
頑張りましたね…
休み中の生活リズムから通常のペースへと子供を戻しつつ、自分の仕事や家事のタスクも日常モードに戻さなければ。
「子供のケアも大切だけど、自分の時間も確保したい…」そんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?
この記事では、長期休み終了後に働く母親が直面する課題を解決するための3つのコツを詳しくご紹介します。
子供との時間を大切にしながら、自分時間をしっかり確保する方法を一緒に見つけていきましょう!
冬休み終了後に感じる「働く母親」の課題とは
長期休暇が終わり、日常生活が戻ってくる時期は、働く母親にとって超多忙、まさに繁忙期です。
休み中のゆったりした生活リズムや、帰省・旅行といった非日常の日々から、通常のスケジュールへと移行する過程で、多くの「課題」に直面します。
【課題1】子供の生活リズムを整える
長期休暇中に夜更かしや不規則な生活が習慣化してしまうことは珍しくありません。
学校や保育園が再開した際に、朝起きられない、集中力が続かないなどの問題が生じる可能性も。
生活リズムを早めに整えることで、子供の心と体を元気に保ち、新学期のスタートをスムーズに切ることができます。
新学期早々、先生から連絡帳に「お疲れ気味ですか?」って書かれてたよ…
夜寝るのが遅くなって眠たかったみたいだよ
【課題2】自身の生活リズムを整える
普段から仕事に育てにと頑張るお母さん。きっとこんな気持ちなのではないでしょうか。
自分のリズムだけなら余裕で整えられるんだけど…
自分の事だけならば。しかしそうは行かないのが子育て世代の辛い所です。
自分の生活リズムを整えるための第一歩はずばり、子供のリズムを整える、です。
子供のリズムが崩れると、なし崩し的に母親のリズムも崩れていきます。
その理由は、タスクが増え、脳のリソースが圧迫され、ストレスがかかり、普段通りの行動が出来なくなるからです。
一例を紹介します。
例)子供が朝起きるのに時間がかかる
→ 朝の声掛け、急かす、怒る のタスクが増える
→ 脳のリソースが圧迫される
→ ストレスがかかる
→ 普段なら出来る事がすんなりできなくなる(出掛ける時に鍵が見つからない、スマホが行方不明)
→ 母親のリズムが崩れていく
ご自身のリズムを整える最大の近道は、まず子供のリズムを整えることです。
【課題3】やる事が多すぎる
子供の保育園に学校に自分の仕事に家事に、習い事に…やる事が…多すぎる…
もう本当にハイパーマルチタスク状態のお母さま方、本当に日々お疲れ様です。
やる事が多すぎるという事、心から共感いたします。
やる事が多すぎると、何から手を付けたらいいのか、何をやって何をやっていないのか。
それすらも、わからなくなることもあるかと思います。
やる事が多すぎる時にまず取り組んでいただきたいのは、「タスクの見える化」です。
それと同時に心がけてほしいのは、「タスクを増やさないこと」です。
子供を急かす、怒る、といったタスクを増やさないためにも、ここでも子供のリズムを整える事が一つポイントとなってきそうですね。
【課題4】自分の時間が全くない!ストレスフル状態
崩れたリズムを整えながら、大量のタスクをこなす。そうすると自分の時間はなかなか確保できないですよね。
なんだかもう、いろいろ辞めたい…
ここまで追いつめられる前に、無理にでも自分の時間を確保しましょう。
限界ワーママの自分時間の確保は「最重要課題」です。
すべてのタスクを終わらせて、時間が空いたら確保する、のではありません。
他のタスクを横においてでも、無理やり優先的に確保する必要があります。
働く母親が実践したい生活を整えるコツ5選
【子どもの生活リズムを整える】早寝早起きは「早起き」からスタート
明日学校でしょ!早く寝なさい!
子どもの生活リズムを整えるとき、早寝からスタートするご家庭が多いと思います。
しかし、よりスムーズに整えるポイントは、早起きからスタートする事です。
ここは少し根性論的になってしまいますが、夜更かししてもしなくても、何が何でも朝から起こします。
そうすると、夜は眠たくなります。夜更かししているとなおさらです。
小さな子供の「ねんねトレーニング」にも取り入れられている方法です。早寝早起きは、まず早起きから取り組みましょう。
早起きは三文の徳、と言いますが、ここが整わない事には他の課題もなかなかスムーズに整いません。
最優先で取り組んでいただきたいと思います。
【自分のリズムを整える1】朝食を定番メニュー化
目的は「考える作業」を減らして、脳のリソースに余裕を持たせるためです。
そのため、毎朝の朝ごはんのメニューを定番メニュー化してみましょう。
ごはん派であれば、白米・納豆、白米・鮭フレーク、白米・生卵のいずれか。
子供に意見を聞くご家庭であれば「しゃけ?納豆?どっちがいい?」それだけでオッケー。
タンパク質が取れるので納豆、鮭フレーク、卵をあげましたが、お好みで変更してください。
おにぎりにして冷凍しておくと、朝からレンジで温めるだけでもいいので週末に冷凍貯金しておくのも一つの手です。
パン派であれば、食パン+チーズ、食パン+はちみつ、食パン+バター、といった形でどうでしょう。
複数メニューがあっても、なるべく二択で問いかけると子供も悩まないので、いいですよ。
【自分のリズムを整える2】週末+ワンでまとめ買い!ネットスーパーや生協を活用しよう
週末に買い物に行くご家庭も多いと思いますが、一週間分を計画して準備するのもなかなか大変です。
なので、お買い物は週末+1日、曜日を決めてスーパーへ行くまたはネットスーパーで注文をするのがおすすめです。
生協での注文であれば、毎週の注文締め切りとお届け日が曜日で固定になっている事が多いので、自動的にルーティーン化してくれます。
どちらもスマホ一つで注文が出来るので、仕事の休み時間などに注文をすると家まで届けてもらえる優れものです。
まとめ買いのためにおすすめなのが、キッチンにホワイトボードを用意すること。
ここに、家事の途中で気が付いた足りないもの、買いたいものを気づいたときに都度メモしていきます。
買い物に行くときはスマホで写真を撮っていくとスムーズです。
足りないモノをちょっと買う、を繰り返していると、結局毎日のように買い物へ行く事になってしまうことも!
まとめて買うと送料もお得になるよ
【イベント&タスク管理】手帳を活用して見える化しよう
やる事多すぎ、何から手を付けたらいいかわからない…
そんな時はぜひ手帳を活用してイベントとタスクを書き出してみて!
まずはどんなイベントとタスクがあるのか、とりあえず手帳に書き出してみましょう。
これまで私は約20年にわたり手帳を試行錯誤して様々なタスク管理をしてきました。
仕事の業種などによって最適解は異なると思いますが、「月単位」と「週単位」を併用して管理を行う事をお勧めします。
【月単位】固定の予定やイベントの日程を管理
月単位の把握はカレンダーや、マンスリータイプの手帳を使います。
毎週の習い事、病院の予定など、タスクというよりは「イベント」を把握する事を目的にします。
これには昔ながらのカレンダーがおすすめ。
既にルーティン化している毎週の習い事を書く必要はなく、この場合は休みがある時のみ記入します。非日常のイベントを管理することが目的です。
【週単位】タスクの管理
週単位でのタスク把握であれば「ウィクリータイプ」の手帳がおすすめです。
私はここ5年、高橋書店の「torinco6」を使っています。
これを繰り返していきます。
書き方は順不同、とりあえず書き出して後から「①」といった形で優先順位を追記します。
途中で追加されるタスクがあっても同様に箇条書きで追加し、優先順位に割り込みがある時はその都度調整していきます。
ちなみに、付箋に書いてパソコンや机に貼る、という方法はあまりお勧めしません。
ふせんははがれてしまうリスクがある事、仕事が終わった後に捨ててしまうので「本当にやったかな?」と気になった時に確認に時間がかかるからです。
「1回限り、時間が決まっている、残す必要がない」というタスクの時に付箋は利用しましょう。
【最重要】自分の時間は「先取り」で確保
最優先で取り組むのは子どもの生活リズムを整えること。
でも、最重要にしてほしいのは「自分の時間を確保すること」です。
どんなに気を付けていても、自分の事は後回しに、優先順位を下げてしまうのが頑張るお母さんの特徴です。
私はそんな頑張るママさんたちが本当に大好きです。
でも、だからこそ。それを美談にするのではなく、日々頑張っているからこそ、自分時間は最優先で確保してほしいのです。
隙間時間をあてがうのでは無く、自分の時間を先に確保する意識を持ってください。
先取り貯金、という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。余ったお金を貯金に回すのではなく、貯金のためのお金を先に確保するという方法です。
イメージはこれと同じです。自分時間もぜひ先取りで確保をしてほしいと思います。
子供の体調不良や、学校保育園のイベントではなく、自分のために有給休暇を取る事に罪悪感を感じないでいただきたいと思います。自分時間確保のために家事時間を少なくすることにも罪悪感を感じないでください。
勇気を出して、自分のための時間を確保してみてください。
ストレッチや読書など簡単なセルフケアを取り入れてみましょう。
まとめ
今回は冬の長期休暇、冬休み終了後に働く母親が知っておきたい生活を整えるコツ5選をご紹介しました。
これらの方法を参考に、冬休み明けの生活をスムーズに整え、充実した日々を送りましょう!