今日は転職支援サービスでキャリア面談を受けてみました。

ドキドキしたけど、話してみて良かったよ
夫以外の人に面と向かって転職の相談をするのは初めてでした。
オンラインで約30分間でしたが、言葉にしてみると、これまで感じていた不思議な胸のつっかかりがなくなり、とてもスッキリした気持ちになりました。
- ワーキングマザーとして今の働き方に悩んでいる
- バリキャリで居続けたいわけではない
- この先の働き方、キャリアプランについて相談をする相手がいない
私は今まさに、こんな状況です。
こんな気持ちでお悩みの方、自分がキャリア面談を受けたらどんな話が出来るのかな?と思う方はぜひこの記事をお読みください。
相談前に「なんとなくこんな話が聞ける」とわかっていると、相談をする気持ちのハードルが少し下がると思います。
私は重度の「人を頼れない症候群」を患っています。
そんな私でしたが、ここまでの30数年間の中で「やっぱり人を頼る&相談するのは大事」と幾度となく思ったため重い腰を上げてキャリア面談を受けてみた体験談です。
バリキャリ転職じゃなくてもキャリア面談って受けて良い?
結論:大丈夫です!
テレビ等でCMをしているような転職支援サービスや、転職エージェントを使った転職ってこんなイメージじゃないですか?
- 年収アップの転職
- バリバリ働く人の転職
- 正社員は大前提
たぶんですが、概ね正解だと思います。
でも、今回の私のジョブチェンジはこれらを目的としたものではありません。
- 仕事よりも子育てに重きを置くための転職
- 年収は下がってもいい
- むしろ就労時間は短くしたい
- むしろ正社員から非正規・パート・業務委託に切り替えたい
これが私が求める転職です。
こんな事、失礼な気がして転職エージェントに言えない…というのが本音でした。
私も十数年間正社員で一応バリバリ働いてきた身なので、こんな後ろ向きな就労姿勢は、雇用側からしたら「お引き取りください」案件だと思うのです。
しかし、今回は恥(?)を忍んで正直に事前アンケートに回答し、キャリア面談に臨んでみました。
その結果、第一声として
「子育てを重きを置きたいという考えで、働き方を変えようと考える事自体はなんら問題はないです。」と言っていただけました。
そしてそこから、具体的なキャリアのすり合わせや、働き方の提案という風に話が進んでいきました。
働き方のアドバイスを貰えた
この日、面談を受けた転職支援サービスは「正社員・契約社員・派遣社員」での採用を前提とした会社です。
しかし、私が希望している形はおそらくここにはハマってこないだろうなと感じていました。
実際に面談を通じて、私が今求めている形だと「パートや非正規雇用」の方があっているという結論になりました。
自分の中ではわかっていたことでしたが、改めてすり合わせをして答えを出してもらえるととても納得がいきました。
決め手となったのはこの辺りです。
- 稼働時間(一日あたりの勤務時間)を減らす
- 稼働日数(週3など)に減らす
これらのうち、「稼働時間」だけであれば、正社員や契約社員の形態でも就労可能な職場はあるかもしれません。
それは選考を進める上で、企業との対話の中で可能かどうかを調整していく事であり、求人票を見ただけではわからない部分でもあります。
一方で、「稼働日数」となると、正社員や契約社員では難しいとの事でした。
さらに、子どもの体調不良等による融通、という点まで希望に入れるとなると。
「パート・非正規」の働き方の方が、働く側の私にとっても雇う側の企業にとっても、責任の所在や精神的な負担を加味すると、お互いにとって良い条件で働くことが出来るのではというアドバイスをいただきました。

やっぱそうだよね、納得
自分でもそう思ってはいたものの、改めて言葉にして対話をすることで、すっきり腹落ちしました。
この先10年間子育てに重きを置いたとして、その後に仕事はあるのか?
仕事を辞めたとして。
子育てが自分の中で「ひと段落」をしたとして。
その時に私は40代後半の年齢になっています。
その時にもし、「もう一度社会で活躍をしてみたい」と思ったとき、働くことは可能なのか。

大丈夫です、ありです。
もしかすると、今回一番大きな収穫だったかもしれません。嬉しかったですね。
- これまでの職務経験
- 12年以上の長期就労経験
- 前職3年間の経験
- 正社員を離れることに明確な理由があること
私の場合は、これらの理由から、もし40代後半で仕事を探すとなった場合でも「推せます」と言っていただけました。
正直、35歳を超えてパート勤務になったら、もうその先に返り咲きは無理だと思っていました。
今回仕事を離れる事で、私の「働き人」としてのキャリアは閉じる、と考えていました。
でも、必ずしもそうではない、と言っていただけました。
もちろん、10年後の未来に保証はないですし、その時に就活をして「全くダメ」という事も大いにあり得る事ですが、今この段階で「希望ゼロ」ではないという事。
それだけでも私にはとても救いになりました。
「申し訳ないから」よりも「失望されたくないから」だったと認めた
重度の「人を頼れない症候群」をこじらせている私ですが、これにはいくつか理由(言い訳)があります。
その中の一つが、「相手に申し訳ない気がするから」です。
今回の相談をためらっていたのもそれが理由です。
- 転職支援サービスのキャリアアドバイザーさんは「正規雇用」を前提としているだろうな、と想像していた
- 自分の希望する働き方は「バリキャリ」ではない
相談前から、大前提の部分にミスマッチがある事がなんとなくわかっていたため、相談することで相手に無駄な時間を使わせてしまうと思い、遠慮をしていました。
でも、相談を終えた後に「ちがうわ」と気が付きました。
「申し訳ないから」ではなくて「失望されたくなかった」からだ。
正社員をターゲットとしている転職支援サービスのアドバイザーさんに「なんだ、パート希望かよ。がっかり。」と思われたくなかったんですね。
それ以上に、「がっかりされている人」になりたくなかったからかもしれません。
要は変なプライドが邪魔をして、体よく「相手に申し訳ないから」と上辺だけの理由を本当の理由のようにしていたんだと気が付きました。
うーん、違うな。前々から気づいてたけど、ようやく認めました。
惨めな自分を受け入れたくなかったんですよね。
しかし、今回の相談を通して、キャリアチェンジに関しては相手も仕事でやってくれているわけだし、自分自身のキャリアや、これから選ぼうとしている生き方に引け目を感じる必要はないと思いました。
本当に相談してみて良かったなと思いました。
まとめ
今回は転職支援サービスのキャリアアドバイザーさんに相談をしたお話をしました。
「バリキャリ転職」ではなくても、相談していい!と私は思います。
- ワーキングマザーとして今の働き方に悩んでいる
- バリキャリで居続けたいわけではない
- この先の働き方、キャリアプランについて相談をする相手がいない
そんな方でも、勇気を出して一度キャリアアドバイザーさんの相談に申し込む事をお勧めします。
新しい知見が広がることもあるし、自分の中に答えが既にある人は、背中を押してもらえることかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。